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HOME > 「ことばの学校」 > 第十一回
須玉ふれあい館のホールというこれまでにない大きな会場で、準備に余念のない実行委員やボランティアスタッフ達。 当日は、猛暑の中、約250人にご来場頂きました。
司会はテレビ山梨アナウンサー名執瞭子さん。 金田一真澄校長による始めのことば、白倉政司北杜市市長のあいさつで始まりました。
1校時目は、方言川柳表彰式。今年のお題は「手紙」でした。
全国からご応募頂いた大人792句、子供526句の計1318句の中から選ばれた金田一春彦賞や、山梨県知事賞などの20句が発表され、真澄校長から表彰状が手渡されました。選者の先生方による解説も行われ、句に詠まれた温かい情景が浮かんでくる一時でした。
2校時目は、「がんばれ!みんなの甲州弁」と題した「キャン・ユー・スピーク甲州弁?」の著者、五緒川津平太(ごっちょがわ つっぺえた)さんのトーク。様々な意味を一語に込められる甲州弁の凄さや、出身地方を当てられる実験などのお話に笑いが巻き起こり、会場からの質問コーナーもありました。
お昼の時間の書籍販売は、出演の先生方にサインをしてもらえるとあり、毎年人気。ホールでは、春彦先生が偲ばれるビデオも上映されました。
3校時目は、「金田一春彦の知られざる訳詞の世界」。 日本語の音の高低にこだわっていた春彦先生が、作詞や作曲だけでなく、より自然に聞こえる訳詞にも情熱を注いでいたという知られざるエピソードが語られ、一般的に知られている訳詞と春彦先生による訳詞での歌い比べや、春彦先生自身が涙ながらに歌われていたという「スコットランドの釣鐘草」の演奏に会場は静かに耳を傾けました。 訳詞出版当時の秘話や、40年埋もれていた先生の訳詞が苦労の末に見つかった様子も語られ、春彦先生の訳詞の再出版の話に期待が膨らみました。
最後の4校時目は、金田一秀穂先生の講演でした。毎年このことばの学校で講演を重ねているため、「ここはホームのよう」とリラックスした語り口。
演題は「日本語の音」で、アクセントにより意味が変わる日本語のお話などの後、参加者から集めておいた質問に答える場面があり、若者のことば使いについてや正しい読み仮名は何か、などの話題で盛り上がりました。
田中美奈子副校長による終わりのことば。希望者には修了証が送られます。
(パンフレット) 画像はクリックで拡大します。